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自然言語処理

Natural languageprocessing

自然言語処理

Natural
languageprocessing

自然言語処理とは、人間が日常的に話している曖昧で複雑な言葉をコンピュータに処理させる技術を指します。英語では、Natural Language Processingで、「NLP」とも呼ばれています。
自然言語処理は主に4つの工程で処理が行われます。

(1)形態素解析
(2)構文解析
(3)意味解析
(4)文脈解析

(1)形態素解析

文章を単語ごとに細かく切り分けることを言います。単語は、意味をもつ言語の最小の単位です。単語に切り出すことで、文章をデータとして抽出することができるようになります。

(2)構文解析

形態素解析で細かく分割したものを集め、単語と単語の間を繋ぐ、係り受けを考える工程のことを差します。

(3)意味解析

1つの文章でも、複数の意味が発生してしまう単語の意味について、正しい解釈を選択するものが、意味解析になります。

(3)文脈解析

文と文のつながりを解析します。単語と単語の関係などもこの文脈解析で行うため、難易度の高い解析と言われています。
自然言語処理は、様々な場面で活用されています。例えば、Google等の検索エンジンでも検索欄に入れたキーワードを自然言語処理の技術によって、より適切な検索結果を表示できるようになっています。また、チャットボットにも活用されており、対話式で質問に答えるシステムとして、最近では企業のホームページにも広く導入されています。